転んで擦りむいた場所が親子で同じだった話

ある日、外遊びに出ていた子供が泣きながら帰ってきました。走っていたら転んでしまってひざを怪我したと言うのです。

見ると、右ひざに大きな擦り傷ができていました。普段からよく転ぶ子供なので擦り傷は日常茶飯事です。小さい傷では泣いたりしません。

しかしさすがに今回は結構派手に転んだらしく、相当痛かったようです。傷も大きかったので治るのにしばらくかかりそうだと思いました。

その傷の位置を見て、ふと思い出したことがありました。私も子供の頃に三輪車から落ちて、全く同じ場所に大きな擦り傷を作ったことがあったのです。小さい頃の出来事でしたが、かなり痛かったし、何年か傷が残ったのでよく覚えていました。

懐かしくなって「お母さんも同じところを怪我したことがあるよ」と言ったら、大声で泣いていた子供がぴたりと泣き止みました。そしてにっこり笑って「お母さんと一緒で嬉しい」と言いました。

できるだけ怪我はしない方がいいし、注意するのが一番です。私も「気を付けてね」とは言いましたが、それ以上に親子で同じところに擦り傷を作ることになるとは思いもよらず、笑ってしまいました。

私もたくさん遊んで、時々擦り傷を作りながら大きくなりました。成長するにつれて怪我も少なくなります。子供も同じようにのびのびと遊んで育ってほしいなと思います。